都合によりアーカイブ(ZIPファイル)の置き場所を変更したので、全記事のリンクを差し替えました。一応チェックしたつもりですが、リンクが切れてたり間違ってたりした場合はお知らせください。
ついでに簡単に近況など。
フリーで配布できるようなフォントを作ってないわけではないのですが、自分で作って自分で使って満足!で終わっていて、配布作業まで気力が続かないんですよ...(一番面倒なのはサンプル作り。簡単にサンプルを作れるように定型化してるのに、それさえ面倒っていう(笑)
あとはOpenType化を含む、フォントフォーマットの勉強ですかねー。今までグリフを描けばフォントは出来ると思ってやってきました(実際ASCII文字の範囲でビットマップ風フォントを作るにはほとんど問題なし)。ですがちゃんとやろうとすれば、カーニング、リガチャ(合字)、グリフ置換、Hinting、CharacterSet、FeatureTag、CFF・・・果てはUnicodeまで、いろんなことを知らなければならず、扱わなければならない情報量が多すぎて、個人の独学だけではかなりキビシイものがあります...
誰か先生になって教えてくれないかなぁ?タダで^^;
詳しくは下へ。

フォント名 | RF Sans-Serif Light |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | ASCIIフル |
最終Version | 2.0 |
利用規約を確認した上で、このフォントを

フォント名 | RF Sans-Serif Medium |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | ASCIIフル |
最終Version | 2.0 |
利用規約を確認した上で、このフォントを

フォント名 | RF Sans-Serif Bold |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | ASCIIフル |
最終Version | 2.0 |
利用規約を確認した上で、このフォントを
お暇な方向け制作裏話
とある用途へ「RF Sans-Serif」を使ってみようとしたところ、どうもよくありません^^;
特に小文字の l (エル)。
大文字の I (アイ)と区別するために下部に「ハネ」を付けていたのですが、サンセリフ体としては冗長ですし、右隣の文字間とも隙間が空きがちです。
また、b、dのアセンダを意図的に他のアセンダと変えていました(b、dは低くしてた)。が、これも実際に使ってみるとバランスが悪かったです。
ということで、せっかくなので他にも幾つか気になっていた文字を変更し、バージョン2.0とすることにしました。具体的には下図の8文字変更です。

これはMediumの例ですが、Light、Boldも当然更新しています。
e は、また変更するかもしれません…^^;

フォント名 | RF Sans-Serif Light |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | ASCIIフル |
最終Version | 1.0 |
利用規約を確認した上で、このフォントを

フォント名 | RF Sans-Serif Medium |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | ASCIIフル |
最終Version | 1.0 |
利用規約を確認した上で、このフォントを

フォント名 | RF Sans-Serif Bold |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | ASCIIフル |
最終Version | 1.0 |
利用規約を確認した上で、このフォントを
お暇な方向け制作裏話
手書き風フォントが2作続いたので、きっちりかっちりしたフォントが作りたくなりました。ということで、線幅一定なサンセリフ体です。ついでにLight、Medium、Boldの「ウェイト違い」にも挑戦してみました。ついでにと言ってもいちいち微調整が必要なので手間が1つ分だけで済むわけではないですよ、念のため^^;
実のところ、最終形としては、ベースとなるサンセリフ体に右肩上がりの変形を施したものを考えていたのですが、これがテスト用のサンプル文を表示してみるとダメダメで…。
一文字ずつ見てる分にはいいのですが、単語や文章で見るとベースラインが揺れる揺れるx_x どういうことかと言いますと、例えば"B"は左下隅までラインがあるので右肩上がり(=左が下がる)にすると仮想ベースラインより結構下に飛び出ます。でも"T"は縦線が中央にあるので飛び出ません。さらに、文字幅のない"i"なんかはどこを基準に右肩上がりにするかで縦方向座標が変わります。
結局、ベースラインが凸凹して見え(実際は合ってるんですが)、格好悪いのでボツりました;_;
こういうことは割と結構あります。ある文字はカッコいいのに、別の文字はダメとか。使う文字が限定された「ロゴ」であればその範囲内で破綻しなければよいのですけど、フォントである以上一通りの文字セット(例えばアルファベット)を使って任意の単語、文章で綺麗に見えなくちゃですよね。
ということでベースのサンセリフにウェイト変化を加えてみたのですが…、Lightが細すぎかなぁ~。Lightより細いのは「EL」(Extreme Light? Extra Light?)らしいので、EL、L、Mでもよかったかもです。
あっ、あと、この3つのフォント、ウェイト変えても文字間隔(ピッチと言った方がいいのかな)を同じにしてますので、Boldだと隣の文字とくっつくことがあります。カーニング=ONがおススメです!

フォント名 | RF Dear Amy |
タイプ | アウトライン |
推奨サイズ | フリー |
文字セット | アルファベット+記号一部のみ(数字無し!) |
最終Version | 0.2 |
利用規約を確認した上で、このフォントを
お暇な方向け制作裏話
ver0.2:
いきなり修正です(笑)
作っていない文字の場所には小さな丸点(・)を入れていたのですが、全体的に文字間隔が狭くこれらがくっついてしまっておかしく見えていたので、四角(□)に変えました。その他数ヶ所、こそっと修正。
ver0.1:
引っ越し後、2つ目の新作フォントです。「RF SignPen」は引っ越し作業と同時に作ってたので、実質引っ越し後、初かな。だぁーっと1週間ほどで作りました!
名前でピンとくる方もいらっしゃると思います。イチロー選手が、マリナーズ時代の「ICHIMETER」をやっていた Amy Franzさんへ、スパイクシューズと共に感謝の手紙を送った、例の手書きの手紙が元ネタです。Amy Franzさんのtweetはこちら。
もう見た瞬間、イチローさんらしいというか、かっこいい文字だなぁ、と。んで、作ってみました(笑)
大文字を揃えるだけで疲れてしまったので、文字間隔やサイズのバランス調整はまだほとんどしてません。とにかく参考になるものが例の手紙しかないので、「書かれていない」文字が多いんですよ。特に大文字。こんな感じかなぁ…と推測と試行錯誤を繰り返して「書かれていない」を文字をでっち上げました^^; 数字は…元ネタに1文字も出てこないんですよね…。ということで数字無しです、すみません。このような諸々の事情で、フォント名に『Ichiro』を含めませんでした。
一部、文字間隔が狭すぎるところもありますが、元の文面をこのフォントで書いてみたのがこちら↓

まぁまぁ雰囲気出てるんじゃないでしょうか^^ (横方向に1.3倍ほどエキスパンドするともっと似てました)
ちょっと"o"(小文字のオー)が大きすぎるかな…。"s"は元の手紙でも、丸っこいのとカクカクの、2種類あるんですよねぇ…。"e"も細かく見ると………。
と、まあ、いろいろありますが使って遊んでみていただければ幸いです。
記録によると、Yahooジオシティーズで『simple164』を始めたのが2001年のことでした。もう12年も前になるんですね~。残っているファイルを見る限り大きな変更3回を経て、今現在は17万を超えるページビューを記録してます。更新頻度の少なさを考慮すると(笑)大きな数字だと思います。
コンテンツの内容からしてブログ形式がベストだとは思いませんが、一度作ってしまえばページ管理が楽ですし、フォントに直接関係のない、雑談、趣味の話なども載せていこうかと考えています。
今後とも『simple164』をよろしくお願いします_o_
旧simple164サイトから来られた方へ
引っ越しと同時に、「フォント名」及び「フォントファイル名」、「配布アーカイブファイル名」の変更を行いました。以前は(私が分かりやすいように)「開発コード」を名前に含めていたりファイル名に使用していたのですが、ユーザー様にとっては無駄に長いだけで意味がないことですので、わかりやすい名前にしました。以下にフォント『necklace』を例にとって変更内容を示します。
旧名称 | 新名称 | |
---|---|---|
フォント名 | RF b04r12 necklace | RF necklace |
フォントファイル名 | rfb04r12v11.ttf | RF necklace v11.ttf |
配布ファイル名 | rfb04r12v11.zip | RF necklace v11.zip |
もちろん以前のフォントをそのまま使っていただいてもよいですが、今後は新名称の方で更新されることをご承知おき下さい。